2026.01
万博の成果を未来につなぐ
関西電力グループが
アフター万博イベント
昨年10月に大盛況のうちに閉幕した大阪・関西万博でしたが、その成果を未来につなげる展示会「万博から広がるエネルギーの未来展」が、昨年12月から1月末まで関西電力本店(大阪市)で開かれました。
展示会では、電気事業連合会が出展したパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の展示品や関西電力グループとしての取り組みに関するパネルなどを公開。電力館からは、未来を切りひらくエネルギーの例として紹介した「シビレエイ」「うどん発電」や、万博最終日に来場者がメッセージを書き込んだ外装膜の一部などが展示されました。また、関西電力からは、万博会期中に取り組んだ水素混焼発電実証や、陸海空のeモビリティーへのエネルギー供給システムの実証などをパネル展示。関西電力送配電からは、通信基地局や街路灯、防犯カメラなどを備え、太陽光や風力から蓄電し災害時にスマートフォンの充電もできる「スマートポール」などの取り組みも紹介しました。
また、1月10日には特別イベントを開催し、電力館のキャラクター「可能性のタマゴ」と大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」との記念撮影会を実施しました。撮影会には定員の約100倍の応募もなされるなど、イベントにはこの日だけで約2800人が訪れ、さめやらぬ万博の熱気を感じさせました。あわせて、大阪・関西万博オフィシャルポップアップストアや、発電の仕組みを楽しく学べる体験コーナーも人気を呼んでいました。関西電力は「電力館などで取り組んだことに、多くの方に関心を持っていただいて大変ありがたく思います。万博での新技術挑戦などの成果をしっかり未来につなげたい」としています。
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電力館の人気コンテンツの展示に関心を示す子どもたち
キャラクターの登場に沸く来場者
関西電力送配電のキャラクター「おくりん」も盛り上げに一役
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メッセージが書き込まれた電力館外装膜の一部も展示
大盛況となった「可能性のタマゴ」「ミャクミャク」との記念撮影
©Expo 2025
今冬、来夏の電力需給見通し
一部で厳しい局面も
経済産業省資源エネルギー庁は昨年10月に、2025年度冬季と、2026年度の電力の需給見通し・対策を公表しました。
2025年度冬季においては、電力需要に対する供給力の余力を示す予備率が、全エリアにおいて安定供給に最低限必要な3%を確保できていることなどを踏まえ、節電要請は実施しないこととなりました。
一方、2026年度の電力需給は、高需要期における厳気象発生断面では一部エリアで予備率3%を下回り、非常に厳しい見通しになると示されました。
具体的には夏季の東京エリアで、過去10年で最も厳しかった年度並みの気象を前提とした需要に対して、8月の予備率が0.9%(2025年度同月比ー6.3%)となりました(これらは速報値で、原子力発電所の新規再稼働などは織り込んでいないため、数値が変動する可能性があります)。
これは発電所の長期の補修停止や休止などが重なり、供給力が低下することが要因として挙げられます。また2026年度は、脱炭素電源が固定収入を確保できる仕組みの「長期脱炭素電源オークション」などを活用した新たな電源が2029年以降に順次稼働する予定であるため、供給力として見込めない「はざまの時期」に当たります。
対策として東京電力パワーグリッドは昨年12月から、2026年度夏季における追加供給力120万kWの公募を開始しました。
※:過去10年で最も厳しかった年度並みの気象時の需要
出典:資源エネルギー庁資料
電力業界としては引き続き、緊張感を持ち適切な設備保全や燃料確保に努めるとともに、需要面でも、需要家側が使用量を制御することで需給バランスを調整するデマンドレスポンスの普及拡大やエネルギーの効率的な使用の呼びかけを積極的に行うなど、需給両面の対策に最大限取り組みます。
また2026年度以降も、設備老朽化を背景に、脱炭素化を見据えた建て替えに伴う長期休止や、非効率な石炭火力を中心とした廃止が見込まれ、中期的にも非常に厳しい需給状況が継続することが示唆されます。長期にわたる安定供給を維持できる基盤の構築へ、国や関係機関とともに取り組んでいきます。
電気事業連合会Webコンテンツのご紹介
エネルギー教育コンテンツ
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エネルギーアカデミー
~エネルギーの資源篇~エネルギーアカデミーの生徒が専門家へのインタビューを通じて、原子力発電に使うウラン燃料をリサイクルする仕組みや、どうしてもリサイクルできない部分の処分方法などについて考えます。授業用のワークシートや指導案等と合わせて、ぜひご覧ください。
動画・授業用資料はこちら
https://fepc.enelearning.jp/teaching/energyacademy/ -
Web動画
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ひらめき!ピカールくん
第19話 AIで電気に問題発生?!誰でも簡単に文章作成や画像生成ができるAIツールですが、実はデータセンターで大量の電力が必要になります。AIをはじめとするデジタル技術の発達に伴い、増加が見込まれる電力需要をどのようにまかなえばよいのか、ピカールくんとラムぺちゃんが一緒に考えます。
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