VOL.63
能登半島地震で大規模被害 停電復旧は1月中におおむね完了
能登半島地震による志賀原子力発電所への影響について~ご質問にお答えします~
福島第一、デブリへのアクセスルート構築へ 処理水海洋放出も開始
東京電力福島第一原子力発電所の事故から13年が経ちました。廃炉に向けた作業が進む福島第一原子力発電所では、事故当時運転中だった1~3号機の燃料デブリ取り出しに向け、2号機での試験的取り出し作業の準備が進められています。また、ALPS処理水の海洋放出が2023年8月から始まっています。発電所の現況と、風評懸念払拭に向けた魚食振興の取り組みをご紹介します。
エネルギーの将来占う1年 足元の課題を踏まえた議論に期待
2024年は、わが国の将来のエネルギー需給構造を占う重要な1年になります。わが国のエネルギー政策の基本的な方向性を示すエネルギー基本計画は、現行の第6次計画が策定された2021年10月から3年を迎えます。「少なくとも3年ごと」に行うこととされている検討の場では、近年の電力需給ひっ迫や卸電力価格の高騰、ますます強まる脱炭素化の要請、エネルギーを巡る国際情勢などを踏まえ、次期計画の策定に向けた議論が行われることになりそうです。
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