海抜29 メートルの防潮堤へ 東北電力 女川原子力発電所

vol.13

国内の原子力発電所では、現在、安全性向上のための対策・工事や様々な過酷な状況を想定した訓練などが行われています。
さらに、万が一、事故が発生した場合にも被害を最小限度に食い止め、速やかに収束させるために遠隔操作が可能なロボットを用いて、現場の状況確認、放射線量の測定、ガレキ撤去などが行えるよう取り組みを進めています。

ロボットには、事故時、現場の状況確認・調査に加え、人に代わって建物内部などにドアノブを握って扉を開けて進入したり、事故収束のためのバルブの開閉を行ったりするなどの活躍が期待されています。

遠隔操作ロボットによる作業シーン(動画)

ドアノブを握り扉を開ける作業

バルブを開閉作業

階段を上る作業

日本原子力発電 原子力緊急事態支援センター(福井県敦賀市)では、日頃、これらのロボットを用途に応じて自在に使いこなせるよう操作訓練などを行っています。
すでに福島第一原子力発電所の現場でもこれらと同形式のロボットが実際に稼働しており、今後も改良しながらロボットの対応できる用途・条件を広げ、緊急事態への対応支援の充実や作業員の被ばく低減を図っていく方針です。

暗闇や障害物のある路面でもロボットを使いこなせるよう
様々な条件で操作訓練を行っています。

また、同センターでは保有しているロボットをはじめとする支援機材を緊急事態に迅速に輸送して現場に投入できるよう、常に体制を整えています。

私ども電力会社では、最悪の想定も含めた準備を積み重ねていくことで、一層の安全確保に取り組んでまいります。