電気事業連合会

放射線とは

クリアランス制度とは

廃棄物の内訳

運転を終了した原子力発電所の解体・撤去に伴い発生する廃棄物。 その内訳は約93%が放射性廃棄物ではないコンクリートなどで、約2%は低レベル放射性廃棄物です。残りの約5%がクリアランス対象物(放射線が極めて少なく人体への影響が無視できるレベルのもの)です。

クリアランスレベルについて

日常生活で受けている放射線との比較

クリアランスレベルとは、放射線が極めて少なく人体への影響が無視できるレベルで、その放射線量は年間0.01mSvに相当します。
これは、私たちが日常的に受ける放射線量である年間世界平均の約2.4mSvや年間日本平均の約2.1mSvの1/100以下です。

資源となる廃棄物のリサイクル

クリアランス対象物は、放射線が極めて少ないことを確認することで、放射性廃棄物ではない廃棄物と同様に、資源としてリサイクルしています。 金属は側溝のふたや防犯灯、ベンチなどとして、またコンクリートは駐車場の車止めなどとして再利用しています。

今後もクリアランス制度への理解促進を図り、より多くの分野でのリサイクルを目指していきます。

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