メガソーラー発電所 関西電力堺太陽光発電所

vol.02

太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、資源の乏しい日本のエネルギー自給率の向上、地球温暖化対策の観点から、とても大切なエネルギー源です。

私たち電力会社はこれまでも太陽光発電の普及拡大に取り組んできました。
2008年には、2020年度までに全国約30地点でおよそ14万キロワットのメガソーラー(大規模太陽光)発電所を建設する計画を公表し、これまでに9地点、約3万キロワットで運転を開始しています。

開会式で挨拶をする関西電力(株)八木社長。 9月7日には関西電力の堺太陽光発電所(大阪府堺市)が全面的に運転を始めました。大阪湾岸の産業廃棄物埋め立て処分場内の広大な敷地(約21ヘクタール:甲子園球場5個分に相当)に、約7万4000枚の太陽光パネルを設置しました。
堺市と関西電力との共同事業として2009年12月に着工。2010年10月に一部運転を開始してから、段階的に出力を増やしてきました。1万キロワットの出力は国内最大級です。一般家庭約3000世帯の使用量にあたる年間約1100万キロワット時を発電し、CO2の排出量を年間約4000トン削減できます。

計画通り14万キロワットのメガソーラー発電所が完成すると、一般家庭約4万世帯が1年間に使う電気に相当する約1億5000万キロワット時を発電します。