金融の視点からも重要な予見性 環境変化に応じ制度に磨きを
日本政策投資銀行
執行役員(電力・エネルギー担当) 企業金融第5部長(当時)伊東 徹二ITO TETSUJI
日本政策投資銀行の伊東徹二執行役員(電力・エネルギー担当)企業金融第5部長(当時)は、長期脱炭素電源オークションを「国として必要な電源に『お墨付き』を与える制度であり金融の観点からもポジティブ」と評価します。一方で適切な構成の電源整備へ、電源ごとのリスク特性を踏まえたリターンの設定など制度の改善も必要と指摘します。今後も金利上昇などの環境変化が見込まれることから、持続可能な安定供給へ議論を重ねることの重要性を強調します。