「S+3E」の観点
約40年をかけて構築してきたエネルギーミックスの姿
【出典】IEA「EnergyBalanceofOECDCountries2016」を基に作成
*10電力計、他社受電分を含む。石油等にはLPG、その他ガスを含む。グラフ内の数値は構成比(%)。四捨五入の関係により構成比の合計が100%にならない場合がある。
オイルショックの経験を踏まえ、資源に乏しい日本がひとつのエネルギー源に依存することのリスクを回避するため、約40年を費やして電源の多様化を実現してきました。
エネルギーミックスにおいて重要な「S+3E」の観点
資源に乏しい日本においては、「S+3E」の観点から、多様なエネルギー源を組み合わせることが必要です。
日本においては、これまで、特定のエネルギー源に依存することなく、バランスのとれたエネルギーミックスを実現してきました。
エネルギー源の中でも、原子力は3Eのすべての点において優れた特性を持っており、エネルギーミックスの一翼として欠かすことができない重要な電源です。
震災以降、原子力の停止が長期化し、火力への過度な依存が続いていますが、原子力も含めて多様な選択肢を確保し、バランスのとれたエネルギーミックスを再構築する必要があります。
「S+3E」の再構築に向けて
原子力を含めて多様な選択肢を確保することで、バランスのとれたエネルギーミックスを実現することができます。3Eのすべての面において優れる原子力を引き続き活用するため、さらなる安全性の向上に努めてまいります。