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[南アフリカ] クバーグ1号機、蒸気発生器の交換が完了して電力系統に復帰

2023年12月11日

南アフリカ電力公社(Eskom)は2023年11月18日、蒸気発生器(SG)全3台の交換を終えたクバーグ原子力発電所1号機(PWR、97万kW)が約1年の停止の後、電力系統に接続されたと発表した。
Eskomによると、1号機が安定運転に移行し必要な試験の完了後、2号機を停止させてSGを3台交換する予定だが、1号機で得られた教訓により2号機のSG交換に必要な時間は短縮されるとしている。
Eskomは、同発電所のSG交換を、当初の設定寿命40年を超えて運転継続するライセンス更新の前提条件として、大きな節目になるものとしている。
Eskomは既に国家原子力規制局(NNR)に対し、両号機の運転期間をさらに20年延長するための認可申請書を提出しており、現在審査中である。
両号機は、1984年と1985年にそれぞれ商業運転を開始し、現在、同国の総発電量の約5%を供給している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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