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[オランダ] ウレンコ社、オランダのウラン濃縮工場の能力を15%増強へ

2024年1月5日

ウレンコ社は2023年12月14日、オランダのアルメロにある濃縮施設の年間生産能力を約750tSWU増強するための投資を承認したと発表した。
これは、既存施設の年間生産容量(5,100tSWU)の15%に相当し、2027年頃に最初の追加遠心分離機カスケードが操業する予定だとしている。
西側世界の原子燃料サプライチェーンを強化する今回の拡張投資は、顧客からの新たなコミットメントが支えており、同社としてこれまでで最大規模のものだという。
同社は2023年初め、米国ニューメキシコ州のユーニスにある既存施設(4,600tSWU/年)の最初の拡張プロジェクトを決定し、年間700tSWUの生産能力を増強して2025年からの追加生産を目指す予定。
また、ドイツのグロナウにある同社施設(3,700tSWU/年)では、最新の遠心分離技術を取り入れた設備により生産能力を増強する予定だとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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