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[カナダ] マクリーンレイク鉱山、17年振りに2025年からウラン生産を再開へ
2024年2月7日
オラノ・カナダ(Orano)とデニソン・マインズ(Denison)は2024年1月24日、カナダのサスカチュワン州のマクリーンレイク鉱山で17年振りに2025年からウラン生産を再開することを両社の合弁会社MLJV(Orano77.5%、Denison22.5%)が承認したと発表した。
同鉱山の採掘は、ウラン価格の下落を受けて2008年に中断されたが、MLJVは掘削ドリル孔の底に設置された高圧水流を使う非侵入型の地上採掘法SABREを開発し、特許を取得。
同法は、従来の露天掘りや地下採掘では小さすぎたり深すぎて経済的に採掘できない、比較的小規模な高品位鉱区への経済的アクセスを可能とし、ウラン市況に応じて数カ月単位で生産を立ち上げられる。
2025年の生産目標は約308 tUで2026~2030年に約1,150tUの追加生産が可能としている。
現在カメコのシガーレイク鉱山のウラン鉱石を製錬しているマクリーンレイク製錬所(9,240tU/年)は、マクリーンレイク鉱石の同時製錬に問題はないという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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