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[韓国] KHNP、大邱市と「i-SMR」建設に向けてのFS 調査の覚書を締結

2024年7月26日

韓国水力原子力発電(KHNP)は2024年6月17日、韓国東南部に位置する大邱市と、計画中の大邱・慶北新空港近傍のハイテク産業団地への小型モジュール炉(SMR)建設に向けた実現可能性調査(FS)を含む覚書を締結した。

具体的には、KHNPなどが開発中の「i-SMR」(PWR、17万kW)4基で構成される68万kWの原子力発電所の建設と商業化に関し、敷地の適合性、経済的な実現可能性、住民の受容性向上について調査する。

産業通商資源部、韓国原子力研究所などと2年間協議してきた大邱市は、2026年までにKHNPや建設会社と予備的FSを行い、2028年に政府からi-SMRの標準設計承認を得て、2033年の商業開発開始を計画。

KHNPによると、同炉は大型炉と比べて全投資額は3分の1、建設期間も半分になるという。

SMR建設特別目的会社(SPC)が設立され、約16万m²の土地を購入して建設を進め、総事業費4兆ウォン(約4,400億円)はSPCが全額負担する。

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