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[中国] 2035年までに稼働・建設中の原子力発電設備容量が2億kWに達する見込み

2024年7月26日

2024年7月5日付の報道によると、中国電機工程学会(CSEE)原子力発電分科会が山東省済南市で開催した第5回シンポジウムで、中国では2035年までに稼働中および建設中の原子力発電設備容量は2億kWに達し、総発電量の約10%を占める見通しだとの発表があった。

同学会は、2024年5月末時点で、合計56基の原子力発電所が稼働し、加えて35基が建設中だとし、さらに年間8~10基ベースで建設許認可が続くこととなれば、2027年以降、毎年のピーク時には50基以上が建設中の状態になるとしている。

また、原子力の技術分野では、小型炉開発、原子力からの熱を利用した地域暖房、海水淡水化など総合的な原子力利用へと徐々に変化しており、原子力の発展は新たなステージへ展開しつつあるとしている。

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