電気事業連合会からのお知らせ

日本原燃六ヶ所再処理工場およびMOX燃料工場の新たなしゅん工目標について【会長コメント】

2024年8月29日
電気事業連合会
会長 林 欣吾

  日本原燃は、設工認の審査、安全性向上対策工事および検査について精査した結果、本日、六ヶ所再処理工場については「2026年度中」、また、MOX燃料工場については「2027年度中」とする新たなしゅん工目標を公表した。


  新たなしゅん工目標は、電力からの支援者の協力のもと、設工認審査の論点整理や工事・検査も含めた課題の掘り起こしなどを行った結果として設定されたものと考えている。


  日本原燃においては、原子力規制委員会や原子力規制庁と適切にコミュニケーションを取りながら、引き続き設工認審査に全力で取り組んでいくとともに、新たなしゅん工目標の実現に向けて、最新の審査状況を反映しながら努力を続けるものと認識している。


  資源に乏しい我が国のエネルギー事情や2050年カーボンニュートラル実現を踏まえると、原子力発電は今後とも重要な電源として活用していく必要があり、原子燃料サイクルは、ウラン資源の有効活用、廃棄物の減容化・有害度低減等の観点から極めて重要である。


  私ども原子力事業者としても、2022年9月に電事連内に設置したサイクル推進タスクフォースの仕組みも活用し、支援を強化してきており、引き続き、安全を最優先に早期しゅん工と審査・検査の円滑な対応に向け、一層日本原燃をオールジャパン体制で支援していく。

以上

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