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フランス、エネルギー貿易赤字は過去最大、一方電力の貿易は好調

2012年3月28日

3月13日付のフランス経済紙によると、2011年のフランスのエネルギーに関する貿易赤字(政府統計)は過去最高となる前年比32%増の614億ユーロ(約6兆6930億円)に達した。この額は2011年の同国の貿易収支全体の赤字額である約700億ユーロ(約7兆6300億円)の大半を占めている。2011年のエネルギーに関する貿易赤字のうち、500億ユーロ強(約5兆4500億円)は石油および石油製品によるもの。2011年の平均原油価格(ブレント)は1バレル=111ドルと過去最高を記録している。また、エネルギーに関する貿易赤字の対GDP比は3.1%に上り、前年の2.5%を上回った。ただし、第1次石油ショック(1974年の3.8%)と第2次石油ショック(1979年の4.9%)の水準は下回っている。一方、電力に関する貿易額については、原子力発電所廃止前倒しを決めたドイツへの輸出増加を背景に26億ユーロ(約2830億円)の黒字を記録した。なお、最近の世論調査によるとフランス国民の43%が、「エネルギーの独立に貢献することが原子力発電所の最大のメリットである」と回答している。しかし、反原子力団体は、「ウランは輸入に依存しており、原子力発電はエネルギーの独立に貢献しているとは言いがたい」と主張している。

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