海外電力関連 トピックス情報

ドイツ、FITの買取価格引下げ前に太陽光発電設備設置が急増

2012年4月3日

ドイツの有力国内誌が3月25日に明らかにしたところによると、2012年3月のドイツの太陽光発電設備の設置は記録的な容量に上り、同月に設置された太陽光発電設備からの買取負担額(追加的負担額)は定められた20年間の累計で90億ユーロ(約9900億円)になる見込みである。同誌が入手した連邦環境省の内部文書で試算されていたもの。ドイツでは、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)による太陽光発電の買取価格を2012年4月から2割以上引き下げる法案が同年3月から議会で審議されているため、このような駆け込みともいえる電力系統への連系が増加している。2012年1月には太陽光発電の買取価格が15%引き下げられたが、その直前月の2011年12月には約300万kWの太陽光発電設備が設置された。2012年3月の設置容量は、この数字をさらに超えるとみられている。

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