海外電力関連 トピックス情報

アルジェリアの野心的な再生可能エネルギー開発目標

2012年4月12日

3月26日の報道によると、アルジェリアのエネルギー鉱山省は2011年に総額1200億ドル(10兆円)を投資するエネルギー効率向上と再生可能エネルギー開発計画に着手した。目標は2012年から2030年の間に2200万kWの再生可能エネルギー発電設備を国内全土に導入すること。このうち、1200万kWは国内電力需要を満たすためで、1000万kWは輸出用とされる。しかし、目標を達成するためには、海外からのノウハウ取得が欠かせないのが実情。同国の活用可能太陽熱は年間169兆4400億kWh分あるといわれ、太陽エネルギーがこの計画の基礎になっている。同国政府によると、国土の86%を占めるサハラ砂漠の活用可能太陽エネルギーを利用すれば西ヨーロッパの電力需要の60倍を賄うことができるという。2012年から2030年に国内電力需要向けに建設される設備のうち、200万kWが風力発電、280万kW太陽光発電、720万kWが太陽熱などのその他太陽エネルギー利用設備となる予定とされる。

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