米国で太陽熱発電の開発、建設を手がけるソーラー・トラストオブアメリカ社は4月2日、デラウェア地区破産裁判所に民事再生法の適用を申請し、事実上経営破綻した。同社は、カリフォルニア州でのブライス太陽熱発電プロジェクト(出力100万kW、うち50万kWは太陽光に転換)など主に大規模太陽熱発電開発事業を行っていた。今後の対応については不明であるが、同社のドイツにある親会社、ソーラーミレニアムAG社は昨年12月21日にフェルト地方裁判所(ドイツ)に破産手続きを申請している。

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