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スイス、原子力発電の段階的閉鎖シナリオを発表

2012年5月7日

スイスの環境・運輸・エネルギー・通信省(DETEC)は4月18日、同国にある原子力発電所を2034年までに閉鎖するとする「エネルギー戦略2050」(2011年5月発表)の達成は可能であり、経済への影響は限定的とするシナリオが政府により承認されたと発表した。ただし、原発を新設しないことによる再生可能エネルギー発電の開発による追加費用は、2050年までに300億スイスフラン(約2兆6700億円)になると推計。原発による供給電力の減少は、再生可能エネルギー電力の増加で補うが、特に冬場のエネルギー安定供給のために、熱電併給プラントとガス燃焼複合サイクル発電プラントを建設する必要があると指摘した。なお、2011年の同国の発電電力量は629億kWhで、全発電電力量に占める比率は水力53.7%、原子力40.7%、火力・その他5.6%だった。

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