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フランス、洋上風力による需要家への負担額は年間11億ユーロ(約1155億円)に

2012年5月15日

フランスのエネルギー規制委員会(CRE)は5月2日、フランス北西部や西部の沖合に建設される洋上風力発電所が稼動を開始すると、2020年から需要家への負担が年間11億ユーロ(約1155億円)追加されるとの見通しを発表した。フランス政府は4月にフランス電力公社(EDF)などの共同企業体に4カ所合計出力193万kWの洋上風力発電所建設を委託。フランスでは再エネ電源に関わる費用等は、電気料金に含まれる公共サービス負担金(CSPE)を通じて需要家が負担することになっている。CREによると、需要家1軒当たり(企業、一般家庭も含む)のCSPE負担額は2011年に平均42ユーロ(約4410円)となっており、年間の電気料金支払総額の8%を占める。なお、CREは2012年のCSPE徴収額を総額37億ユーロ(3885億円)と設定しているが、この額では再エネ電源からの買取費用に必要とされる追加費用をまかなえない見通しである。

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