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EDF、英国の原子炉の寿命延長を2013年までに決定

2012年6月5日

英国で14基の改良型ガス冷却炉(AGR)と1基の加圧水型原子炉(PWR)の合わせて15基の原子炉を運転するEDFは5月22日、ハンターストンB(AGR、45万kW×2基)とヒンクリーポイントB(AGR、44万kW×2基)(注:いずれも蒸気発生器の温度制限のため定格出力の約70%で運転、現在2016年で閉鎖予定)の寿命延長を行うかどうかを2013年までに、経済性と規制当局の安全審査の結果に基づいて決定すると明らかにした。英国では出力合計約1000万kWの全ての原子力発電所が2035年までに閉鎖される予定であるが、EDFは今年になって、AGRは平均7年、PWRは20年の寿命延長が可能と表明している。なお、英国政府は同日、エネルギー法案を発表、その中の電力市場改革に原子力発電を含む低炭素電源の建設を後押しするため、電力買取価格を保証する制度の導入が盛り込まれている。EDFでは、寿命延長は短期的なリスクに対処するためであり、原子力発電所新設の必要性に変わりはないとしている。

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