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原発2基停止で韓国の電力不足が深刻、輪番停電の可能性も

2012年6月15日

韓国知識経済部(MOKE)は5月25日、気温が上昇する中で蔚珍原子力発電所4号機(出力100万kW)や古里原子力発電所1号機(出力58万kW)がトラブルで停止しているため、5月29日以降、供給予備力が300万kW台に落ち込む可能性があると発表した。韓国では、予備力が400万kWを下回ると企業に対して需給調整や輪番停電などの緊急対策が実施される。さらに、MOKEは6月1日からエアコン使用の監視を強化。ソウル市が5月23日から市内にある店舗を対象にエアコンの無駄遣いを取り締まっているが、これを全国に広げる。さらに、7月からはドアを開けたままエアコンを使用した場合、最大300万ウォン(約21万5000円)の罰則金を課すとしている。また、サムスン・グループはグループ内の全企業を対象に電力使用量を生産現場で5%、事務所で10%節減するため、6月から作業時間の調整やエアコンの使用時間削減、消灯の徹底、エレベーターの使用制限、定時退社の定着、クールビズなどの節電キャンペーンを実施している。

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