2012年7月18日付ドイツ紙によると、労働組合からの情報として、ドイツの大手エネルギー会社RWEは、同国のエネルギー政策転換の影響などから、さらに2000人~5000人規模の人員削減、配置転換、国外移管を計画している。これまでの計画では、8000人を削減するとしていたが、今回の計画を含めると同社従業員の7人に1人が対象となる。また、RWEの多くの組織がチェコなど東欧に移管されるとの情報もある。RWEは2012年までに15億ユーロ(約1440億円)のコスト削減を計画しているが、ピーター社長はこれに加え10億ユーロ(約960億円)の追加削減を表明しており、今回の人員削減計画はその一環ともいえる。なお、ドイツの大手エネルギー会社E.ONも同様に大幅な人員削減計画を発表している。

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