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米国原子力発電運転協会が、特別報告書「福島事故からの教訓」を発表

2012年8月17日

米国原子力発電運転協会(INPO)は、2011年の福島事故から学んだ教訓を共有するため、東京電力からの依頼を受けて独立した調査を行ってきたが、2012年8月3日、その結果をまとめた特別報告書を公開した。INPO、世界原子力発電事業者協会(WANO)および米国原子力産業専門家で構成された9人のチームが調査を担当、事故を受けた既存の行動計画とともに、原子力関係者が実行していくべき教訓を提示している。その主な内容は、①原子炉の冷却は異常事象発生時における安全上の最優先事項であり、その方策と訓練に最大の重要性が強調されるべき②緊急時対応能力には、発電所の個々の原子炉の深刻な状態に効果的に対応するのに必要な人員と方策を含めるべき③運転経験、運転員の懐疑的な姿勢、原子力技術の特異性への認識から絶えず学習を進め、事故の教訓を生かしながら安全文化を継続的に強化するべき――などとされている。

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