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ドイツで再エネ法見直しも駆け込み需要が増加し、新規太陽光発電は 5割増

2012年8月24日

2012年8月2日付報道によると、ドイツ連邦政府は再生可能エネルギー電源の過度の普及を抑制するための措置として、再エネ法を改正して、買取価格を見直したにもかかわらず、駆け込み需要が増加し、太陽光発電の新規設備の設置が前年同期と比べて大幅に増加している。ドイツ連邦規制庁によると、2012年上半期の太陽光発電の新規設置容量は430万kWとなり、前年同期よりも5割増えた。また、6月だけでも180万kWを記録した。これは2012年3月1日以前に立地手続きを開始した空き地設置の設備については、2012年6月末までに運転を開始していれば、旧法の適用を受けることができることによる駆け込み需要によるものと考えられる。なお、転用地に設置する設備については、2012年9月末までの運転開始を条件に旧法の適用を受けるが、運開時期が2012年7~9月となる設備については、旧法による買取価格の85%となる(2012年4~6月運開:17.94ユーロセント/kWh→2012年7~9月運開:15.25ユーロセント/kWh)。建物に設置される設備については、2012年2月24日以前に系統接続を系統運用者に申請し、同年6月末までに運転を開始した場合には旧法の適用を受けることができる。また、ドイツの風力エネルギー全国連盟(BWE)とドイツ機械工業連盟(VDMA)は8月1日、2012年上半期にドイツ国内で新規に設置された風力発電設備容量が100万kWとなり、前年同期比で26%拡大したと発表した。設置されたタービン数は414基。一方、洋上風力発電については2012年上半期に運転を開始した設備は4万5000kW(9基)。なお、風力発電の2012年6月末時点の累積設備容量は3001万6000kWで、タービン数は2万2664基になった。

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