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ドイツで冬場の電力供給力確保策を巡って政府と電力業界が対立

2012年10月15日

カプフェラー経済技術省事務次官は2012年9月25日、ケルンで開催された会議の場で、電力ピークの冬場を乗り切るために、系統運用上で重要な発電所については、運転継続が経済的に合わない場合でも発電所の閉鎖を禁止する制度の導入が必要だと発言した。閉鎖が禁じられる発電事業者に対する補償額については、2013年初めまでに省令で確定したいとした。一方、電力業界を代表する連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)は2012年9月26日、こうした政府案に反対を表明、入札で予備力を募り、供給力を強化すべきとの意向を示した。ドイツでは、2011年に閉鎖された原子力発電所8基のうち5基が南部に位置していたため、冬場の電力需要ピーク時には南部の安定供給を維持するのが困難とみられており、同地域における供給力強化が急がれている。

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