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ドイツ、再生エネ発電電力量拡大で国外への電力輸出が大幅に増加

2012年12月7日

2012年11月10日付ドイツ地元紙によると、ドイツエネルギー・水道事業連合(BDEW)は11月9日に2012年第3四半期の国外への電力輸出量が輸入量を146億kWhも上回ったと発表した。これは前年同期比で130億kWhの大幅増加。太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーによる発電電力量が急増した影響で電力取引所でのスポット価格が下落、その結果、オランダなどの周辺諸国では割高な火力発電所の運転を停止し、ドイツからの輸入に切り替えているという。ドイツ国内では割高の再生エネの普及促進で電力料金が上昇している一方で、割安となったスポット電力を国外に輸出せざるを得ない状況が生じているというわけだ。こうした状況に対して、ドイツ産業エネルギー需要家連盟(VIK)は、割安な電力の輸出超過は再生エネを拡大する政府のエネルギー政策の成功を意味しないとの見解を示した。

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