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ドイツ、連邦環境相が再エネ買取価格の減額を提案

2013年2月5日

アルトマイヤー連邦環境相は2013年1月28日、急増する再生可能エネルギー導入コストを抑制するため、2013年夏までに固定価格買取制度(FIT)を改正する意向を示し、同制度改正案の骨子を発表した。一般電力需要家が負担する再エネコスト負担額は2006年には0.88ユーロセント(約1.1円)/kWhであったが、その後負担額は急増し2013年には5.28ユーロセント(約6.5円)/kWhになっている。今回公表された骨子案では、2014年の負担額は2013年と同額の5.28ユーロセント/kWhとし、2015年以降は毎年の負担増加率を2.5%に設定、負担額をこの水準に抑えるための施策として①新たに運転開始する再エネ発電設備については送電系統運用者による買取費用の回収が不足する間はFITによる買取開始時期をこれまでより遅らせる(これまでは発電設備が系統連系した時点から買取を開始)②既存再エネ発電設備の所有者は電力需要家が負担している費用の一部を負担する(実質的には買取価格の減額に相当)③現行ではFITの費用負担を免除されている自家発自家消費の部分についても再エネ買取費用の一部負担の対象とする④大規模電力需要家向けに実施している再エネ買取費用の負担軽減策を見直す-などが提案されている。

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