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英国、2020年までにガス火力の発電比率が60~70%に達すると予想

2013年3月7日

英国のガス・電力市場局(Ofgem)のBuchanan氏は2013年2月19日、デイリーテレグラフに送った文書で、欧州連合(EU)の大規模燃焼プラント指令(LCPD)により老朽石炭火力が閉鎖されることで、英国はガス火力への依存度が高まり、ガス火力の発電比率が現在の30%程度から2020年までには60~70%まで上昇する見込みであるとの見解を示した。また、LCPDでは2015年末までの運転時間を20000時間に制限し、その後廃止することで強化されたCO2排出基準の適用を受けないという規定があり、老朽石炭火力と石油火力の約1000万kW以上がこの対象となっている。近年の石炭価格とCO2排出枠価格の低迷から、事業者はこの規定を受けているプラントを優先的に運転しており、制限された運転時間を使い切ることで、来月にも供給力が約10%減少し、電力需給が厳しくなるともコメントしている。

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