豪州エネルギー市場委員会(AEMC)は2013年3月22日、電気料金の将来見通しに関する報告書を発表した。これによると、2011/2012年度から2014/2015年度までの間に、家庭部門の規制料金(料金規制のないビクトリア州は「標準料金」)が平均21%上昇する見通しとなっている。ただし、初年度(2011/2012年度)の上昇率は、2012年7月からの炭素価格制度の導入等の影響で14%と最も高く、その後の上昇率は年平均3%程度にとどまるとしている。電気料金上昇の主な要因として送配電費用の増加が挙げられた。

 

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