海外電力関連 トピックス情報

中国、将来は世界最大の原子力発電市場に

2013年5月21日

2013年5月13日付の報道によると、国家核電技術公司の王炳華社長は、中国は将来世界最大の原発市場になるとともに技術革新の発信地になるという見解を示した。国が策定した「中国原子力発電中長期発展計画」では、運転中と建設中の設備容量をそれぞれ2015年までに4000万kW、1800万kWとし、2020年までには5800万kW、3000万kWにするとされている。現在、建設中の原発ユニットは31基で、世界で建設中の全原発の40%を占める。2020年までの開発目標を達成したとしても、中国の総発電設備容量に占める原子力の割合は5%程度で、開発余地は十分にあるとしている。

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