海外電力関連 トピックス情報

ドイツ、復興金融公庫が今後も国内外の石炭火力発電所プロジェクトを支援

2013年5月21日

ドイツ復興金融公庫は2013年5月6日、石炭火力発電所プロジェクトへの資金支援を今後も行っていくとの見解を発表した。同公庫は石炭火力への支援理由として、多くの国でエネルギー供給の100%を再生可能エネルギーだけで賄うことは短期的には不可能であるため、としている。石炭火力発電所の設備更新や高効率の火力発電所の建設に対して、今後も資金面で支援し、最新鋭の発電技術の導入や普及を促進していきたいとしている。特に発展途上国や新興国などで石炭資源に恵まれた国においては、石炭火力はエネルギーの安定供給を安価に確保できる重要な手段であると指摘。また、石炭火力発電所の設備更新はCO2排出量を削減できるだけでなく、立地地域の環境改善にも寄与できるとしている。同公庫は2006~2012年に、環境および気候変動対策関連分野に対して1450億ユーロ(約18兆8500億円)の融資を承認しており、これは同時期における同公庫全体の融資承認額の4分の1を占める規模だ。

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