海外電力関連 トピックス情報

英国、今冬の電力供給予備率は約6%に減少する見込み

2013年7月18日

英国の系統運用者であるナショナルグリッドは2013年7月2日に発表した今年冬の電力需給見通しの中で、予備率が約6%まで減少する見通しを示した。この予備率は、今冬が平均的な需要であり、かつ風力発電所が過去の実績程度の稼働率で発電すると想定した場合の見込み。同社は、風力発電の発電量が想定を下回った場合にはさらに予備率が低下、3%程度にまで落ち込むとしている。英国では、欧州連合(EU)の大規模燃焼施設指令(LCPD)によって、出力1000万kW超の老朽火力発電所について2015年末までか、2008年以降の運転時間が20000時間に達するかの、いずれかの場合に閉鎖されることになっている。最近の石炭価格とCO2排出枠価格の低下を受けて、石炭火力発電所の利用時間が伸びており、同社では今冬前にはいくつかの火力発電所が閉鎖に追い込まれると見ている。

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