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ドイツ、2020年までに1000万kWの洋上風力開発目標は達成されない恐れ

2013年7月25日

2013年7月11日付のドイツ専門誌は、2020年までに1000万kW分導入するというドイツ政府の洋上風力発電開発目標の達成は難しいと報じた。ドイツの送電系統運用者であるTennT TSO社が5月に発表した報告書によると、洋上風力発電設備は2023年時点で370万kW、最大でも590万kWにとどまると予測されている。2013年時点で経済的に見て導入可能とされるのは290万kWであり、2017年以降は洋上風力の固定買取価格が19ユーロセント(約25円)/kWhから13.95ユーロセント(約18.3円)/kWhに引き下げられるため、導入が伸び悩む可能性が高い。また、洋上風力の伸び悩みを懸念する一方、導入に係る負担増加を危惧する指摘もある。洋上風力の導入による需要家負担は再生可能エネルギー導入費用(賦課金)だけでなく、2013年から開始された洋上連系線(洋上風力発電設備と洋上変電所を結ぶ海底ケーブル)の建設費用に係る賦課金も含まれる。洋上風力の導入が増加すると需要家の負担もより増えるため、同社のハルトマン社長はより現実的な目標に沿って、需要家のコスト負担についても十分な検討が必要であると語っている。

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