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ドイツ:原子力100%の電気メニューに1週間で3000軒以上が加入、ノーベル賞受賞者らも支持

2015年2月3日

ドイツ有力紙は2014年12月11日、同月1日付でドイツ初となる原子力発電100%の電気料金メニューの販売が開始されたと報じた。同メニューの販売に乗り出したのはマックスエナジー社。同社は、ドイツ南部のアウグスブルク市に拠点を置き、石油販売を手掛けるザイラーの子会社。同社のスポークスマンによれば、同メニューの販売開始後1週間で3000軒以上が加入しており、毎日、数百件以上の加入申し込みがあるという。同メニューは、スイスに立地する2つの原子力発電所と電力購入契約を結んで組み立てられているが、必ずしもドイツ国内の他のメニューに比べて料金が安いわけではない。それでも加入申し込みがあるのは「CO2排出量を削減するためには、原子力を含め排出原単位が低い全ての電源を利用するべき」とする同社の方針に賛同が得られたためとみられる。同社の支持者には、1976年にノーベル物理学賞を受賞したバートン・リヒター氏などの著名な科学者のほか、グリーンピースの共同創設者であるパトリック・ムーア氏、グリーンピース英国元代表のシュテファン・ティンデール氏などの環境保護派も名を連ねている。

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