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[ドイツ]Irshingガス火力、所有者は待機発電所としての運転継続に難色を示す

2015年4月15日

2015年3月30日付ドイツ紙の報道によると、同国バイエルン州に位置するIrshingガス火力発電所4・5号機(合計出力143万kW)が2016年4月1日に閉鎖されることが正式に発表された。

同発電所の所有者である電力大手E.onおよび市営電力3社は、上記の決定を連邦系統規制庁(BNetzA)と送電系統運用者TennneTに通告した。

同機は2010~2011年運開の設備で約60%の熱効率を誇るが、再エネ電力大量導入が引き起こした卸電力価格の低迷により採算が悪化し、2013年より商業運転を停止、現在は待機発電所として送電系統運用者TennneTが管理している。

今回の決定に対してBNetzAが、同発電所を供給力確保のために必要とみなし運転継続を命じる可能性があるが、この場合同発電所は予備力省令に規定された補償(発電準備費、修繕費、公害対策費等)を受けながら運転を続けることになる。

しかし、運開から年数が経っていない発電所の場合、補助金のみでは運用コストを賄いきれないとして、所有者は運転継続に反対している。

所有者は政府が閉鎖に異議を唱えた場合法的手段も辞さないとして、新設発電所の採算性を向上させるよう政府に対する圧力を高めている。

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