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[ドイツ] 暴風で再エネ出力増加、送電網の需給バランス調整に多額の出費

2015年4月16日

ドイツの送電系統運用者(TSO)4社は2015年4月3日、同年3月30日から4月1日にかけて同国を襲った爆弾低気圧の影響で風力発電量が増加し、送電網の電圧・周波数を安定させるための需給バランス調整に多額の費用を要したと発表した。

3月30日には風力発電出力が2,995万kWに達し、太陽光との合計出力が約4,400万kWとなった(現地時間14時15分時点)。

これは、原子力発電所31基分に相当し、これまでの最高記録である。

この結果、風力発電所が集中する北東部で送電線混雑が生じ、負荷軽減のため南部で1,360万kWの電源焚き増し・670万kWの追加予備力起動、また北部で230万kWの風力出力抑制を行った。

今回の系統安定化措置に要した費用は明らかにされていないが、TSOは数千万ユーロとしている。

この費用は最終的に電気料金に転嫁され、需要家負担となる。

TSOは、今回の事態を受けて南北を結ぶ送電線の必要性を改めて強調した。

送電線建設計画は南部バイエルン州の反対で暗礁に乗り上げているが、連邦政府は夏までに合意に達することを目指している。

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