2015 年9 月3 日の報道によると、オマーンにおいて国内の電力需要が増加していることを背景に、2015 年に予定していたLNGの輸出量を再検討し、天然ガスの国内向け供給を増加させる見通しが明らかとなった。

2013 年には、同国の天然ガス生産量の約37%がLNG として輸出されていたが、経済成長に伴う国内の電力需要の増加により、2015年に予定されていたLNG輸出量の5~10%が国内向けとして優先的に供給される可能性がある。

同国におけるアジア向け輸出プロジェクトを実施するオマーンLNG社によれば、「オマーンの天然ガス輸出のほとんどは、日本と韓国向けであるが、今年輸出が予定されていた一部が来年以降に繰り延べされるだろう」と語っている。

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