2016年1月5日付報道によれば、ポーランドの送電系統運用者PSEは今季厳冬となり、河川の水位が低い状態が続くと電力需給に支障がでる可能性が高いという試算結果を明らかにした。
寒さにより国内電力消費量が急増している一方で、ヴィスワ川(国内最長の河川で沿岸に主要な石炭火力発電所が立地)の水位が低レベルで推移していることが報告されている。
電源構成の約8割を石炭火力発電に頼っている同国では、2015年8月に河川の水位低下による冷却水不足で供給停止を実施している。

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