原子力規制委員会のバーンズ委員長は2016年3月8日、同委員会の規制情報会議で講演し、効果的な規制についての考えを述べた。
同氏は福島第一事故への原子力規制委員会の対応について、「ステークホルダーの声に耳を傾け、適切に対応を行った結果、米国の原子力発電所は顕著に安全性が向上した」と述べ、取り組みの成果を強調するとともに、「規制者は、効果的な規制を遂行するために、過度な負担を課さず、また、革新を抑制することがないよう、規制不足と過剰規制の間で絶えず最良の点を追求する必要がある」と述べ、適切な規制の重要性を訴えた。

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