[中国]エネルギー消費、ゼロ成長時代に突入
2016年5月25日
中国社会科学院は2016年5月10日、「経済青書春季号:2016年中国経済前景分析」を発表した。
同院はその中で、2015年の実質GDP成長率は6.9%で1991年以降最低となり、高度経済成長期が終わったとし、2016年の経済成長率は6.6%~6.8%になると予測されている。
エネルギー消費量は2015年とほぼ同じで、今後エネルギー消費については「ゼロ」成長時代に突入するとしている。
2015年の一次エネルギー消費量は43.0億トン標準炭で、前年度比0.9%の伸びにとどまり、この17年間では最低となった。
また、一次エネルギー総生産量は36.2億トン標準炭で、2014年と同じ。
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