[米国]原子力エネルギー協会、ディアブロキャニオンの閉鎖は州固有の事例と指摘
2016年7月14日
2016年6月21日に発表されたPG&E社のディアブロキャニオン原子力発電所1、2号機のライセンス期限(40年)での閉鎖について、米国原子力エネルギー協会のファーテル専務理事は、ライセンス更新が相次ぐ米国のトレンドからは逸脱しているとの考えを示した。
同氏は、「閉鎖の合意は、PG&E社とカリフォルニア州のエネルギー政策特有なものであり、他の州においては、信頼性が高く、CO2を排出しない電源を維持するための戦略的措置として、80基の原子炉の運転期間延長が実施されている」と述べた。
カリフォルニア州は、再生可能エネルギー比率やエネルギー効率化などの面で他州を上回る目標をいち早く設定した州である。
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