2016年10月11日にIEAが発表した月報によれば、OPEC加盟国による9月の原油生産量は日量3,364万バレルとなり過去最高を記録した。
イランが生産量を増やしていること等が背景にある。
既報のとおりOPEC加盟国は先月原油の生産量を日量3,250万~3,300万バレルに引き下げることに合意しているが、IEAは「現段階ではOPEC加盟国による生産抑制の実行性を評価することは難しいが、実行されれば需給バランスの均衡に寄与するだろう」としている。

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