米国環境保護局は2016年10月4日、温室効果ガスの排出動向を産業別・地域別・施設別に取り纏めた「Greenhouse Gas Reporting Program」を公表した。
これは国内排出量の約半分を占める約8,000カ所の大規模施設を調査の対象としている。
このうち火力発電設備は約1,500カ所であり、2015年の温室効果ガス排出量はCO2換算で約20億トンと、2014年より6.2%減少、2011年より11.3%減少している。
要因としては、CO2削減に関する規制であるクリーンパワープラン等を見据えて、石炭火力を廃止し、天然ガス火力を増大させていることがあげられる。

 

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