海外電力関連 トピックス情報

[米国] 米国環境保護局が大規模施設からの温室効果ガス排出量の動向を発表

2016年10月21日

米国環境保護局は2016年10月4日、温室効果ガスの排出動向を産業別・地域別・施設別に取り纏めた「Greenhouse Gas Reporting Program」を公表した。
これは国内排出量の約半分を占める約8,000カ所の大規模施設を調査の対象としている。
このうち火力発電設備は約1,500カ所であり、2015年の温室効果ガス排出量はCO2換算で約20億トンと、2014年より6.2%減少、2011年より11.3%減少している。
要因としては、CO2削減に関する規制であるクリーンパワープラン等を見据えて、石炭火力を廃止し、天然ガス火力を増大させていることがあげられる。

 

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