2017年2月8日の報道によると、ブルガリアでは東欧地域を襲った記録的な寒波により国内の需給が逼迫したことを受けて、1月13日以降電力輸出を停止していた。
エネルギー大臣は、「予備力が回復するなど安定供給体制が復旧した」として、2月9日、1カ月ぶりに電力輸出を再開することとなった。
なお、この決定を受けて、欧州委員会のメンバーによる、一連の輸出禁止対応は最善の策ではなかったとするコメントも報道されているが、法律違反ではないとする意見や、緊迫した状況に対応して自国の電力供給を守ろうとすることは一般的であるとするコメントが出されている。

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