[米国] 原子力エネルギー協会、電力インフラとしての原子力の重要性を強調
2017年3月2日
原子力エネルギー協会のマリア・コルスニック専務理事は2017年2月9日、ニューヨークのウォール街で金融アナリスト向けに毎年恒例のブリーフィングを行い、電力インフラとしての原子力の重要性を強調した。
同氏は、「トランプ政権の優先順位はインフラの開発、雇用創出であり、原子力発電はこれらの優先順位に合致する」と述べ、今後の原子力エネルギー協会による連邦政府へのロビー活動は、電力インフラを支えるベースロード電源としての原子力に焦点をあてるとの考えを示した。
また同氏は、運転中の99基の原子炉は、米国経済へ毎年600億ドル貢献し、47万5,000人の雇用を支え、年間120億ドルの州および連邦税を支払っているとし、経済や雇用への原子力発電の貢献を強調した。
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