2017年7月26日付の科学専門紙は、中国の東北地方の盆地で行われているウラン資源探査で、長さ約10kmにわたる砂岩型鉱床が確認され、専門家は今後の詳細調査によっては大型ウラン鉱の発見につながる可能性があると報じた。
「原子力発電中長期計画(2011-2020)」では、2020年末までに稼働中の原子力発電所の設備容量を5,800万kWに引き上げるという目標が掲げられており、実現すれば年間1万t 以上の天然ウランの需要が見込まれることから、今回の探査は原子力発電の発展に対して重要な意味があるとされる。

 

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会

 

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