2017年9月11日の報道によると、カザフスタンのウラン製造会社カザトムプロムとアラブ首長国連邦(UAE)の国営原子力公社Emirates Nuclear Energy Corporationは、9月5日、原子燃料の平和利用や発電における協力に関する覚書(MOU)に署名した。
MOUは、UAEの原子力発電所への天然ウランの供給、燃料製造における将来的な協力の可能性、原子力発電所建設における専門知識の交換およびその他原子燃料サイクルの分野をカバーしている。
なお、UAEではアブダビのアル・ダフラ地域のバラカに4基の韓国製AP1400原子炉が建設されており、政府は今年1月に新たなエネルギー戦略として、2050年までに再エネおよび原子力によるエネルギー比率を50%まで高めると発表している。

 

【情報提供:一般社団法人 日本原子力産業協会

 

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