イランのブシェールで2017年10月31日、原子炉2基(ブシェール2、3号機)の建設開始式典が開催された。
同式典にはロシアのロスアトム総裁とイラン副大統領が出席し、サイトでの最初の掘削に立ち会った。
計210万kWの原子炉2基には、2014年11月の契約に基づき、同発電所のⅡ期工事(2、3号機建設)としてロシア設計のVVER-1000が採用される。
2016年9月には起工式が行われている。
Ⅱ期工事は、ロスアトム傘下のアトムストロイエクスポルトが全体管理し、2018年には3号機の基礎杭打ち、2019年には2号機のコンクリート注入が予定されている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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