2018年3月7日付の記事によると、国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長が、フィリピンのエネルギー省(DOE)のクーシー大臣と原子力開発について会談した。
会議の詳細は明らかにされていないが、フィリピンのエネルギー・ミックスにおける原子力開発の位置付けなどが議論されたと報じられている。
また、天野事務局長はフィリピン科学技術省傘下の原子力研究所(DOST-PNRI)・教育省間の原子力科学技術協力に関するMOU締結に立ち会ったが、その中には、将来的なキャリア育成に向けた理系学生の科学技術に対する関心を高めることを目的とした、アジア・太平洋地域における中等教育のための原子力技術協力が盛り込まれている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

<参考>[フィリピン]エネルギー省とロスアトム、原子力開発の協力覚書締結(2017年12月8日)

 

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