中国核工業集団有限公司(CNNC)のトップである王寿君氏は2018年3月11日の記者会見で、中国核工業建設集団公司(CNEC)を傘下に収めることによって、CNEC原子力発電建設のノウハウを備えることは、原子力市場での海外進出に役立つと自信を見せた。
CNECは30数年前に中国核工業総公司(CNNCの前身)から独立し、中国のすべての原子力発電所の建設事業を主導してきたが、2018年1月に再びCNNCの傘下に入ることになった。
なお、CNECは、同時に40基を建設する能力を有しているとみられ、現在、国内外の原子力プロジェクトを合計20基請負っている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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